運命の日

2/12
前へ
/75ページ
次へ
少年はいつものように 学校へ行く そして学校から帰る だれもいない家に着く こんな決まりきった毎日がただひたすらに流れる こんな感じは一生変わらない ………そう思っていた 焔 翔もそんな毎日をおくる人の中の一人であった 彼はやることなすこと全てが人並み以上である よく言えば完璧超人 しかし普通の人が味わうような成功するときの喜びだとか失敗したときの悔しさだとか そういった感情に出会う機会は乏しかった 彼はこの世界に退屈を覚えていた しかしそんな望みもしない退屈な世界は崩れ去った 。
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加