生きた証

自分自身との葛藤

それから…。
２回目ということもあって、先生は いつまた腫瘍ができるかわからない。
そして、人生と一緒でいいことばかりじゃないと。
だから私も今は良性だけど、いつ悪性に変わるかわからないと言われた。

私は、どう受け入れたらいいのかわからなかった。

きっとまだ先のことだと、軽く受け流すのが精一杯だった。

だけど、本当はかなりショックだった。
これまで、ずっと痛み止めを打ち続けながら、それなりに頑張って来たのだから…。

膝の手術と入学式が重なった時、私は学校を辞めると言っていました。

どこが悪いのか調べる為に手術して、結局それでもわからなくて原因不明。

痛みを取るために注射して大好きだった音楽を頑張ったら、今度は手首…。
肝心の指が思うように動かなかったら意味がない。

私は、自分自身と葛藤する日が続いた。

頑張るか諦めるのか…。