荒れ道

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私は二女として産まれた。 姉がいて妹が二人。姉とはかなり年齢が離れていて、よく遊んでもらったのを覚えてる。 姉妹の中で負けず嫌いで泣き虫で甘えん坊な私。 姉ちゃんによくちょっかい出して、泣かされていた。 負けてもまた向かい怖いけど、負けたくないって言う私。 いつも泣いて、ママの所にいく。 「また泣かされたの?本当に亜美は泣き虫なんだから。」 亜美って言うのが私の名前。 いつだか「なんで私の名前は亜美なのかな?」と親に聞くと、 パパが「愛されて美しくだけど、愛美じゃあいみとかまなみになるだろ。二文字にしたかったのさ。 そしたら亜美って思いついたんだよ。」 説明がごちゃごちゃしてとても分からない。だけど亜美って名前凄く気に入ってるんだ。 泣き虫亜美ちゃんってよく姉ちゃんに言われたもんだ本当。 凄い悔しくて、でも力じゃ勝てない。 だから姉ちゃんより頭よくなろうって考えた私。 勉強もして運動もして、いつしか成績もかなり上がった。
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