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姉ちゃんはとても大きい存在で、私にしたら最強の人間に見えた。
いつも喧嘩を売って負ける私で、いたずらもしてた。
でもね姉ちゃんが大好きだし、姉ちゃんと喧嘩しても仲直りもできるし、普段は凄く優しい姉ちゃん。
性格は短気だけど、間違えてることは私に教えてくれる。
一番上だし私達とは年齢も離れてるし、考え方も大人。
例えるなら、ママみたいな存在でけど、私のママと違うのは声が大きくてすぐに手をあげる。
私が不思議にいつも思ってたのは空手の技は喧嘩でも出してこない。
なんでなんだろって思う。
そんで姉ちゃんが
「お~い亜美。そろそろ行くよ。」
まだ一年生の私は姉ちゃんと手をつなぐ。
歩いてる姉ちゃんに不思議に思ってたことを聞いた。
「姉ちゃんさ私不思議に思うの。なぜに姉ちゃんは私と喧嘩するときは空手の技は出さないの?」
しばらくして、
「それはさ、亜美は姉ちゃんと違い空手はしてないでしょ。それに耐えられないし、私はあんたの姉ちゃんだし、手加減はしてるよ。多分私が本気になればあんたを殺すこともできるから。」
別にそこまでは聞きたくなかった。そんなこと言われて私はかなり姉ちゃんはやばい人だなって。
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