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「あれって都市伝説とかそんなのじゃないの?」
俊輔が鏡の前で髪をセットしながらに言った。
「そうだぜ。あのゲームは日本中のやつらが躍起になって探しても見つからなかったって話しだぜ?デマだよ、デマ」
日本中のやつらが探しても見つからなかったんだ。そんな簡単に見つかるはずがない。
「まぁとりあえず行ってみない?」
今だに興奮しているのかテンションMAXな友佑が言った。
「俺もずっとやってみたかったんだよな」
スリル大好きな翔が友佑に賛成した。
「まぁ行くだけ行ってみるか!そのかわり嘘だったらぶっ飛ばすからな」
髪をセットし終えた俊輔が、翔と友佑のあいだに入り肩を組んだ。
「まぁ…行くだけなら、、、」
今日も俺はあんまり乗り気ではなかったがみんなが行くのならしょうがない…。
そして、今日の帰る途中でついでに行くことに決まり、それぞれの教室に帰っていった。
その日はバーチャルゲームが気になって授業に身が入らなかった。
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