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今は町の商店街を歩いている。
商店街は人々で結構賑わっている。
「もう着くよ。」
翔が静かに言った。
「こんなに人目につくとこにあんのかよ…」
俊輔がぶつぶつ言っている。
すると翔は《新鮮お野菜》という名前の八百屋のすぐ横の角を曲がった。
その道はひと一人ギリギリ通れるくらいの細い道だった。
「なんだ?この道。狭いし、暑いし、…」と俊輔がまた一人でぶつぶつ言っている。
しばらくその道を真っすぐ行くと、少し広めの場所に出た。
「なんだここ?まだ着かないのか?」
と俺は聞いてみた。
「おぅ!あと少し。」
そういって翔は広めの場所を右に進んだ。
真っすぐ進むが行き止まりになっていた。
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