JASTICE

プロローグ

ラール王『サイ！』

サイ『はっ…』

この男、サイと名乗る人物は、この国ラール王国の親衛隊隊員なのだ…

そして、このラール王国を締める者…ラール王がサイを呼び出した…

サイ『なんでしょう？』

ラール王『そなたは旅に出たいと思わないのか？』

サイ『旅…ですか？』

ラール王『さよう…』

サイ『はい…旅に出てみたいと何度も思いましたが、ですが自分の立場をわきまえ、自分の願望を握り締めていました…』

サイは、大人びた事を言っているが、歳は１６…
まだまだ子供なのだ…

ラール王『…ならば、この先にある国『ベルザック王国』で、３年に１回行われる大会…『ベルザックフラッグ』に出場をしてみないか？』

サイ『ベルザックフラッグ…ですか…』

ラール王『さよう…説明は現地で言われるが…どうだ？行ってみないか？』

サイ『…行かさせて頂きます！』

ラール王『そなたなら言うと思ったわい…』

サイ『そこでですが、ラール王…』

ラール王『何だ？』

サイ『この旅に…』