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ラール王『この剣は、かつての親衛隊隊長…『コール』が使用していた物…』
サイ『父さんが!?』
ラール王『さよう…コールが、息子…サイに旅に出る時は、この剣、『爆炎剣』を渡してほしいと頼まれてな…もちろん使うか使わないかは任せるぞ?』
サイ『ありがとうございます…』
サイはラール王から爆炎剣を受け取った…
サイ『これが…父さんの…』
ラール王『そなたに授けたムーンブレードを使うかは、自分の勝手にするがいい…では行って参れ!』
サイ『はっ!』
フィリア『はい!』
2人は玉座の間を後にした…
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