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静かにアリスの話を聞いていた鏡は、アリスに言いました。
『アリス。きみは、ひとだけじゃない、いろんなもののいたみがわかる、とてもやさしいこだ。
そのためになくのは、ぜんぜんおかしいことじゃない。
きみは、やさしくていいこだよ。』
鏡の言葉を聞いて、アリスは涙を拭きました。
「ありがとう、かがみさん。」
アリスはにこりと笑いました。
『ああ。やさしいアリスには、やっぱりえがおがにあうね。』
鏡は言いました。
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