なきむしアリスとさかさま鏡。

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ある日、誰かがまた鏡にその姿を映しました。 それは、ぼろぼろと涙を流しているちいさな女の子でした。 鏡はじっと喋らずにいましたが、女の子があまりにもたくさん泣いているので心配になりました。 そこで、思い切って話しかけてみました。 『ねえ、どうしたの?』
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