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鏡は女の子がかわいそうになりました。自分が何とかしてあげたいと思いました。
『なかないで。さみしいのなら、ここにこればいい。いつでもここにいるから、あそびにおいで。』
すると女の子は、大きな声を止めて鏡を見ました。
『ほら、もうなかないで。きみのなまえはなあに?』
女の子は、とても小さな声で言いました。
「アリス。」
『アリス。かがみのなかのきみはどんなかおだい?』
アリスは鏡の中の自分の姿を見ました。
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