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秋と冬
僕はずっと
お姉ちゃんと…
皆と一緒がよかった
もっと幸せの為に
がんばらなければ
いけなかったんだ
僕は音を立てて
崩れていく『幸せ』を
とめれなかった
だから…
秋のような
優しく涼しげな
落ち着きはもういらない
あなたたちの幸せを
守れるのなら
僕は喜んで
非情で冷たい冬になる
側にいてあなたたちを
見守るよ
自由に飛べる翼も
大地を駆け回れる足も
僕にはないけれど
どこにだっていける
もう離れない
僕は自由だ。
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