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ヒカルは少し驚いた。
恋愛か……
「では、カタログゆっくりご覧ください」
ヒカルは席を外し奥に戻ってきた。
「一週間フリー恋愛コースだと。」
「ふーん…見かけによらないのね。美人なのに…」
「超お嬢様だ。気に入るのがいるかな。」
「ヒカルの事、見てたわよ」
「まあね。でも俺はあのタイプはちと苦手かな。真面目過ぎる。」
「どーだかね。男はみんなああいうのが好きなものよ。」
ヒソヒソと話をしながら美優を見ると、なんだかぼんやり考える仕種をしていました。
「そろそろじゃない?」
ヒカルを送り出した。
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