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「それにしても…佐々木様の身に何があったのでしょうか…」
「…さぁな、ただこれだけは言える。奴は…確かに息をしてなかった。」
山本さんの疑問に榊さんはそう答えた。"息をしていない"それが事実だとすると…あの佐々木さんは…いったい…
「それについてだけどよ…ひとつだけ心当りがあるぜ、自信はねーけど。」
「桐島さん!!本当ですか!?」
僕は…いや、その場にいた全員が驚いた表情で桐島の方を向いた。
「み…みんなして急にこっち見んなよ!!恐ぇじゃねーか!!」
「聞かせてください!!その心当りとやらを!!」
「まぁ…教えてやってもいいけどよ、そうだな~…ユーイチが千夏ちゃんとキスしたら教えてやるぜ♪」
…!!!!!!!!!!!!!!
「なッ…な…なな…なに言ってるんですか!!」
「そうだそうだ~、あたしとさせろ~!!」
「あ、相川さん!!そうゆう問題じゃ…」
「まぁ冗談だ、じゃ話すぞ。」
切り替え速ッ…!!
桐島さんは僕達の反応などお構いなしに心当りについて話し始めた。
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