~プロローグ~

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その言葉をあえて聞いてない振りをし、しゃがんでいた腰を勢いよく起こした。 「…さぁてとっ! そろそろ俺も幸せになりてぇなぁ!」 わざとらしく大きめの声で発し、歩き始めた。 坂口は、ただその後ろ姿を辛そうに眺めて見送った。  
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