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丁度目の合った後輩に よう、と軽く挨拶を交わす。 「あっ…、城戸先輩! 谷坂先生、城戸先輩が来ました!」 その後輩の声に先生は反応し、ゆっくりと俺の元に来た。 「珍しいな、城戸。」 「すみません」 大体、俺はこうゆう時は素直に謝る。 なるべく面倒はさけたいからね。 「いやいや、別に良い。 たまにはそうゆう日もあるだろう。」 だから俺は先生のお気に入り。 下手な言い訳や反抗なんてしないし、 成績優秀、スポーツ万能、極めつけ容姿端麗…なんて自分で言うものじゃあないけど、正直悪くはないはずだ。  
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