「食べられた女」

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もう、既に女は息絶えている。だが、手は止まらない…。…そう、キルアは女の目玉をメスで取り出したのだ。私は、その光景をみて、呑気に、目玉をスープにしようと考えていた。 グチュグチュと音を立ててキルアはメスでかき混ぜた。 女はただの肉の塊にしかない。 「まだ新鮮だし、このまま作業を続けてよ。キルアが責任持って処分しなさい!」 「うん、分かった。」 そう言うと、キルアは残りの目玉を取り出し、今度は腹の中の物を全て取り出した。私は無言でそれを箱に詰める。 最後に髪の毛を剥ぎ、電動ノコギリで頭蓋骨を切っていく。ぎこちなく、下手だが顔は真剣だ。 チグハグな切りかただが何とか切り取り、中の脳味噌を取り出す。これは、味噌汁の味噌の変わりにする為に必要な食材だ。
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