11人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ
君と出会ったのは...いつの日のことだったのか…。
いつも学校に向かう電車の中で君に会っていた。
だけど…ちょっとしたことでいつも見る風景がガラッと変わる。
いつもの電車でいつもと変わらない時。
電車を降りた僕はちょっとした拍子に財布を落とした。
僕は気付かない。
なにも知らずに立ち去ろうとしたとき、見知らぬ学生が僕を呼び止めた。
同じくらいの子だ。しかも女子だ。
その時、心臓がバクバクした...。
一目惚れだった…。
今までいろんな女子を見てきたがこんな感覚は初めてだ。
生まれて初めて、人を好きになる感覚を覚えた。
僕は礼を言った。
そしてその子が行こうとしたとき僕は何故かは良く分からないが、呼び止め、名前を聞いた。
普通は他人に名前など聞かれて、答える人などいないと思っていたが「ミク」ってあっさりと答えた。
するとその子はその場から立ち去って行った…。続く
最初のコメントを投稿しよう!