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「私の悪い癖だな｡改善しようと心がけてはいるんだが……」
僕の前に立ち､すまなそうな表情で謝る委員長｡
こういう顔もするのか……と､つい見とれてしまったり……｡
「ん? どうした? 私の顔に何か付いているのか?」
ジッと見てしまっていたようで､委員長は不思議そうな顔をしている｡
「いえ､別に……」
「そうか? まぁ､それはいい｡それより､話の続きだが……」
特に気にしていないようなので良かった｡
ホッとした僕は委員長の話に集中する｡
「君に頼みたいのは､これから行動を起こす者達の監視だ」
「え? それって､さっき話してた……ということは､同じ委員会のメンバーを見張れってことですか?」
僕の疑問に委員長は“その通りだ”と頷いた｡
これは何か……妙な展開になってきた……かも｡
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