恋心三つ

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 俺の恥ずかしさの方が限界だって言うの。  この前だって、屋上から教室に戻るのに苦労したんだ。  ちょっとは、俺の苦労も分かりやがれ。  そんな気持ちを込めて精一杯揺さぶった。  そんなことをしていると、第三者の声が降ってくる。 「相変わらず仲良いよね~。俺も混ぜて?」 「はぁ?!」  暢気そうな、その場にそぐわない声に驚いて振り向くと、なぜかそこには生徒会長が立っていた。
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