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俯いたまま頭を上げることのできないカレと、目の前の一点だけを見つめ茫然としている叶汰さん。。。
キ 「楓さん、」
その沈黙を破ったのは、叶汰さんだった。
キ 「…敬語、やめて下さい(^_^)」
シ 「えぇっ・・・?」
キ 「ほら、…俺より年上なんだし、…これから長い付き合いになりそうだから(^_^)・・・正直、両親のことは、悔しいです。でも…、どんなに辛い過去でも、その過去がなければ今、俺はここにいないし、・・・おそらく一生ゆかと出会うこともなかっただろうから…。人よりちょっと早く悲しい思いをしたぶん、俺は神様から最高のプレゼントをもらいましたから!」
ゆかちゃんに微笑みかける叶汰さん。
あたしは・・・・・
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