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黒地にピンクのチェックというデザインもお気に入りだ。 思わず鼻歌を奏でそうになるのをこらえて、曲がり角を曲がろうとしたその時だった。 ドンッ 人にぶつかった衝撃で私は躓いた。 「痛っ…」 膝を擦りむいている。 最悪だ。 テンションがた落ちだよ。 「だ、大丈夫ですか?」 ぶつかった相手は同年代くらいの男の子だった。
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