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「霧雨 依梨沙(えりさ)だ」
「霧雨 葉華菜(はかな)です」
そーかそーか、霧雨さんかぁ……ホントによくわかんないや。
「葉華菜、依梨沙、こちらは紅羽 結希さんです」
「紅羽 結希です、よろしく」
「ああ、最期の時までよろしく頼むぜ」
「ああもう縁起の悪い……末永くよろしくお願いします、でいいじゃない……」
この二人はやっぱり双子なのかな。バランス取れてるって言ってもいいくらい相性が良さそうだ。
若干暴走気味(魔理沙似?)の依梨沙をフォローするのが葉華菜……かな。どっちがどっちかよくわかんないや、見た目がほぼ一緒だし。
陽と陰にくっきりと分かれてる気がするよ。
まあ第一印象だけど。
「依梨沙、せっかく来てくれたけど、結希さんは体調が優れない様子だから暴れないで静かにしててね」
「そのくらい弁えてるさ、心配要らないぜ、神様仏様を人質に取ってもいい」
「罰当たりな……そもそも、神道と仏教をごちゃごちゃにしないでよね」
「イエスも追加するか?」
「あの……また喧嘩になりますよ?」
「やめなさい」
「冗談だぜ、本気にするなよw」
「あの……そのぐらいにして……」
「何よ、やるって言うの?」
「おう、望むところだぜ」
「覚悟しなさいよね。暴風『―――」
「やめなさーい!ストップ!怒りますよ!?」
おお、霊夜が声張り上げた。
「「すみません」」
……もしかして、霊夜は怒ると恐いとか。
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