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「ちょ…まっ、あ゙ぁーっまた抱えたーっ!」
PCを前に悶えている一人の少年こと僕。目の前の画面には満身創痍の文字が映し出されている。
僕の名前は紅羽 結希(あかば ゆうき)、東方をこよなく愛する十七歳の高校生。
今日も僕はEx制覇を目指し奮闘していたというわけ。
僕には夢がある。とはいえ、それは本当に夢か幻か。望むだけ虚しいだけのもの。
幻想郷に行きたいだなんて、実現出来る程度の望みではないことはわかってる。高望みもいいとこだ、本当に。
それを本気で夢見ているのだから、自分という人間に対してみょんな奴だと評価せざるを得ないというものだ。
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