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「あー、あー、あー」
正直汚い
でも僕は背中を貸し続ける。
まぁ今にでも、僕の背中に描かれた日本地図ごと潰したいが
こんな乳飲み子野郎でも一応友人の上位ランカーだ。
それに僕は鬼じゃなく人で
クリーニング代の二倍程度で勘弁してやるつもりだったりして。
そして、な?
少しだけ、僕は山咲に同情していたんだと思う。
一つ上の先輩で、山咲の少し前の彼女、百沢さん。
綺麗めお姉様の模範
姉萌の生徒諸君の隠れたマドンナ。
その彼女の柔らかい唇から紡がれその言葉は
「おい、鏡を見ろ。
お前はすでに死んでんだよっ」
同情する理由には充分、値すると思うな。
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