2.出会い

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「…自分のことがわからないの……」 えっ…?。 教室の空気が凍った。 もしかしてこれ、記憶喪失ってやつ? でもなんで? 「一つだけなら、自分のことが分かる…。」 「なんですか?」 「愛の国の者ということ。 この髪の色は愛の国の者の証らしいの……」 「愛の国にはもう行ったか?」 ピンク色の髪の子は、黙って首を横にふる。
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