3.名前

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「…ところで、お前の事、なんて呼べばいい? 貴方とか、お前とかだと、まどろっこしいだろ」 由羽気ちゃんがピンクの髪の子に向かって言った。 確かに、まどろっこしい。 「…あっ。こういうのはどうですか?」 そういって、魔夜ちゃんが紙に書いた名前は…。 『なな』 「漢字で書くと名前が無いと書いて名無です。どうですか?」
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