序章

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          「棗、大会が終わったらお花見をしよう」      いつもと変わらない朝、     いつもの通りニコニコしながら義父は言う         「…お花見、ですか?」     そういえば、 花見した事なかったな…と私は考える         「あら、いぃわねっ   楽しみだわっ」         話を聞いていた母が 朝食を運びながら微笑んだ          
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