一章
2/15
読書設定
目次
前へ
/
98ページ
次へ
それは、一通の手紙から始まった恋だった。 手紙といっても実際はそんなに立派なものじゃぁなくて、ノートをちぎったような、掌に収まってしまう小さな紙切れだ。 ただ、その紙切れの白さが私の心に静かな小石をなげかけた。 洗いたての真っ白な心みたいに、いっぱいの想いを詰め込んだ手紙の白さは、一通ごとの言葉とともに私の心に真っ直ぐに染み透った。
/
98ページ
最初のコメントを投稿しよう!
19人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!