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貴方のせい 風×ヒロイン
「38,5℃ですね…」
チャイナ服の男は眉間にシワをよせ体温計の数字をよんで私の方を見た。
「ケホケホ…お師匠様……」
そう,何を隠そうこの人は!私の自慢のお師匠様…って今日は私が風邪を引いたせいでかなり眉間にシワが……
「…レム今日は安静ですよ。部屋から脱け出そうなんてしたら破門ですからね」
あ,…れ?
何か今日怖い
何かお師匠様変
「お,お師匠様…」
「怒ってますよ,こんなになるまで任務をした貴方にも,貴方の体調に築かなかった私にも…」
私は,思わず師匠の前に小指をだしていた
「指切りです。もう無理はしません,お師匠様…ケホ
だから…ケホ」
私は力無く目を閉じた
そして夢か解らぬ中
小指に温もりを感じた
「約束ですよ」
私はそれから熱のせいで寝てしまったらしい…
でも,覚えていますょ。
あの時,私の小指に小指を絡ませてくれた貴方の温もりを…
お師匠様,あなたはかっこよすぎます。
好きになってしまったのもあなたのせい…
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