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そしてツタンカーメンの呪いは21世紀になっても続いていると言います。
それが『ツタンカーメンの指輪』です。
ある日、エジプト考古学会議長シャリエフ・スバシエに南アフリカに住むシンシアという女性から手紙が届いたのです。
『ツタンカーメンの指輪を返還するので受け取って下さい』と、シンシアはこの宝石を親戚の女性から譲り受けたという。
その女性が宝石を入手した経緯は。
1920年代に船長をしていた女性の夫はカイロの酒場で、考古学者に出会った。
その考古学者はツタンカーメンの墓の発掘関係者と名乗ってあたらしい。
そして彼は賭博で負け金の代わりに王墓から持ち出した問題の宝石を手渡したという。
その後、船長は南アフリカに帰り宝石を娘に託してヨーロッパへ出航したが、船は沈没し還らぬ人となった。
宝石を託された娘も白血病で21歳で亡くなった。
女性は亡き夫と娘の遺品として宝石箱の中から、聖なる甲虫スカべラ(映画ハムナプトラでも出てくる虫です)を刻んだ宝石を選びシンシアに贈ったのでした。
1972年、シンシアはケープタウン文化博物館に宝石の鑑定を依頼した。
すると、紀元前1300年代のものという結果が出ました。
彼女はこれに金の台座を着けて指輪に加工しました。
1992年にシンシアの娘が交通事故で死亡した、この時シンシアは思い出した。
亡くなった娘が指輪を欲しがったこと、娘も21歳で亡くなった偶然を…
指輪に関わっていた三人の死亡、シンシアは指輪が呪われているとおもいます。
そして、エジプト考古学会連絡をしてきました。
今は指輪は、エジプトに還ったそうです。
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