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それから手を繋いで学校に歩いて行った。
授業が終わり卓也に会いに行った。
「どうやった?」卓也はにやけた顔で言ってきた。
「同じプレゼントやった」
「マジ?どんだけ~。同じこと考えとるとか幸せやんけ」
「そうやね。マジ幸せや~。ってか、卓也って彼女いないの?」
「恵美にふられて彼女作る気しないよ。」卓也のテンションが一気に下がった。
俺が恵美に東京に行く前に告白できなかったのは卓也が先に告白したのも少しあった。
「でももう一年たつとよ!そろそろ作らんと!」
俺は卓也を無理やり元気づけさせた。
「まあな。ゆっくり作るわ。」
「わかった。なら明日」
俺は教室に戻り結衣と手を繋いで帰った。
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