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「しかし、これはリスクが大きすぎるのでは…」
「そう思わんかね?」
バンっと机を叩く音が部屋に鳴り響く。
少しの沈黙のあと諦めたかのようにマイク越しの男は言った。
「…はい。そうですね。最高の計画だと思います」
「そうだろ?」
社長は満足そうに笑い、そう言った。
「さぁそろそろ始めようじゃないか。囚人の準備はできてるんだろ??」
「もちろんです。あとは社長の合図があればいつでも開始できます。」
それを聞いた社長は深く頷き、マイクに顔を近づけ静かに始まりを告げた。
死のゲームの始まりを…
「ドロケイ開始」
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