┼変┼

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兼家がふと晴明の後ろの几帳に目をやり、微笑む。 「晴明、もう一つ良い事があったぞ」 「ん、何だ?」 「どうやら俺にも妖が見えるようになったらしい。 これで目に見えぬものに怯えなくて済むな」 「……なぜわかる?」 晴明が首を捻った。
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