┼門┼

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晴明が扇を広げ、顔を隠す。 舌打ちがもれた。 「苦しいのか!?おい!!」 しきりに背中を擦る。 「……苦しみを感じるわけないだろうが。 そいつ等は既に亡き者だ」 「あぁ……そうか…………」 今度は我に返った兼家の顔が青ざめ始めた。
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