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敵兵士の全滅を確認した四人は速やかに良魔の下へ戻った。
良魔は集落の人々と話をしていた。内容は
一つ、この世界の世界観
二つ、この集落の意味
これくらいだろうか。まず世界観から言えば、この世界は幾つもの国があり、どの国も奴隷を飼っていることと昔からあったエルフや魔物の森や山を人間が犯したこと、またエルフや魔族を捕まえ奴隷にしていること。勿論人間の奴隷もいることであった。
二つ目の答えはそんな奴隷生活を様々な理由により逃れた者が他の奴隷を受け入れる為に作った、と言うことだ。
最初は良魔を疑った集落の人々も良魔と話す内に段々と信用を持ち初めていた。一番の決め手は、聖羅達の敵兵士全滅だろう。兵士を攻撃すると言うことはその国に喧嘩を売ると同じことだ。
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