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何の理由も無くそんなことをする命知らずはいない。だから、人々は良魔を信用した、そして、色んな意味でその強さに惚れた。
この力があれば・・・・・
誰もが最高の終わりを想像する。
そんな所へ聖羅達は戻ってきた。そして、聖羅は良魔に跪いた。その行為がますます人々に期待を良魔に込める。
そんな中、良魔は口を開き宣言をした。
「事情はわかった。私達が助太刀するとしよう。俺達が此処から新しい国を作る事を宣言する。」
聖羅は逸れを黙って聞いていた。自分の父親ならどんな考えをするのか。自分はこの道を進んで良いのだろうか。
そんな、聖羅をどこから来たのか子供達が囲む。
顔を上げて他の三人を見ると三人も囲まれている。
何?
聖羅は子供達に目で聞いたつもりだった。囲みの集団から一人の男の子が出て来て聖羅に見当違いな事を言った。あるいはぴったりか。
「お姉ちゃん・・・・・悲しいの?辛いの?」
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