第二章・・・・異世界

11/22
前へ
/308ページ
次へ
どうするか・・・・・正直此処まで酷いとは思わなかった。 良魔の率直な感想。そんな時、聖羅が 「良魔様?何か問題でも?」 その発言が問題。 良魔は黙って資料を聖羅に見せた。聖羅は逸れをチラリと見ると涼しげに 「まだこんなに兵士が居たのですか?鍛え方が良かったのですね。」 と呑気に言った。 集落の面子は仲間の事を言われ怒りを通り越し呆れて何も言えない。 この子は、きちんと状況把握をしているのだろうか? 次は我が身なのに。 「何がお望みなのですか?良魔様。」 聖羅はクスリと笑いながら聞いた。良魔は逸れをジッと見ていたがやがて言った。 「国と対抗でき、更に進軍出来るだけの兵力が欲しい。」 「・・・・・承知致しました。御用意致しましょう。我が魔王の剣『悪夢の騎士団』を」
/308ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2528人が本棚に入れています
本棚に追加