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聖羅は茶碗をお盆に返すとまた作業を再開した。今度は自分のペースで確実に
数日すればこの作業の意味が出る。それを信じて聖羅はペンを走らせる。
アテナは、集落のあちこちを歩いてまわっていた。理由は簡単。学校を作りたいから。
国を作ると言う事は学問は必須。また、友達との絆や繋がりをもっと感じさせる場所でもあり、人々が協力する事を教える必要があるからだ。また集団行動のしかたも
そんな、教育に信念を燃やす彼女は理想的な土地を見付けるため歩き続けた。
手頃な土地が見つかったのは、歩き続けて五時間。
やっと条件の良い土地を見付ける。
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