第1章
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部室までの廊下を、一人で歩く。 クラスメイトが私にしてくれた化粧を、はたして部室に揃っているであろうみんなは気づいてくれるのだろうか。 そしてどんな反応をしてくれるのだろうか。 おそらく「ワクワク」「ドキドキ」に該当するであろう感情の芽生えを感じながら、私はいつもの部室へと急ぐのだった。
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