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少し緊張しながら部室に入ると、彼と古泉一樹がオセロをしていた。
……が、2人ともこちらを見たまま口を開けて硬直している。
一体どうしたのだろうか?
「よ、よう長門」
「遅かったですね」
「教室の掃除をしたあと、クラスメートと雑談していた」
「そ、その化粧もしてもらったのか?」
「そう。………変?」
「いや!断じてそんな事はないぞ…なんだ………すごく、可愛い…」
「すごく似合ってらっしゃいますよ、長門さん」
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