第2章

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少し緊張しながら部室に入ると、彼と古泉一樹がオセロをしていた。 ……が、2人ともこちらを見たまま口を開けて硬直している。 一体どうしたのだろうか? 「よ、よう長門」 「遅かったですね」 「教室の掃除をしたあと、クラスメートと雑談していた」 「そ、その化粧もしてもらったのか?」 「そう。………変?」 「いや!断じてそんな事はないぞ…なんだ………すごく、可愛い…」 「すごく似合ってらっしゃいますよ、長門さん」
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