第2章

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涼宮ハルヒが団長席の方へ歩いてきた。 なにやら愚痴を零している。 また岡部教諭に何か言われたのだろう。 「あれっ、有希、ちょっとこっち向いて?」 反射的に涼宮ハルヒの方を向く。 「か、か わ い ー !」 突然涼宮ハルヒに抱きしめられた。 自分でも頬が紅潮しているのがわかる。 「ちょっとちょっとみくるちゃん、こっち来て!」 「はーい?」 荷物を整理していた朝比奈みくるもこちらにきた。
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