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「今日の活動は、有希の撮影会にしたいところだけど、テスト期間の活動について会議するわねー」
―――こうして部活動の時間も過ぎて行き、私は本を閉じた。
「よしっ、今日はこれで解散! 日曜日は九時に駅前集合だからねー」
涼宮ハルヒは上機嫌で部室を出て行った。
明日は学校も部活動もない土曜日。
『あ、ねぇ、長門さんは好きな人いないの?』
彼女の言葉が頭をよぎる。
…彼の袖をひっぱり、話しかけてみる。
「明日、一緒に出かけたい。ダメ?」
「ん?あー明日は……」
(久しぶりに一日中ゴロゴロしていたかったが…長門の頼みだしな)
「いいぜ。どこいくんだ?」
「…楽しみにしておいて」
彼が了承してくれた。嬉しい。
「十一時に迎えに行く」
「ん、わかった。じゃあなー」
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