~決意~

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「ちょ、あんた何考えてるのよ!!」 普段の龍也から考えられない行動から、麻由は驚きを隠せない。 「いや、別に理由は無いよ。 ただ、刻が迫ってるからさ…」 そう言って、龍也は勝手に支払いを初めてしまう。 刻が迫ってる…という言葉を上手く咀嚼出来なかった麻由。 今日龍也が行っている行動と何か関係があるのだろうか… 「あぁ~!! 何勝手に会計済ませてんのよ!」 「ま、良いじゃん良いじゃん。 ほら、行くぞ?」 購入した服の入った袋を持ち、店から出ようと歩いて行く龍也。
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