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「あぁ!
ちょっと待ちなさいよ!」
麻由は、そんな龍也を追いかける。
そして、さっき気になった事は、あとで聞いてみようと思う麻由であった。
「他に寄りたいところある?
俺は別に無いんだけどさ…」
気が付けば、空には夕焼け空が広がっており、帰宅を促す気持ちにさせられる。
「そうね、私はもう洋服買えたから満足よ」
そう麻由が答えると、龍也は待ってましたと言わんばかりに、すぐさま言葉を返す。
「じゃッ、じゃあさ…」
龍也の顔が急に接近した為に、麻由は体を後方に仰け反らせる。
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