~決意~

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片方は、刀を持った少女。 「え? な…なんか怒ってる? 妙に言い方に棘あるように感じんだけど…」 もう片方は、身の丈以上の大剣を持つ少年。 「別に… ほら、ちゃっちゃとかかって来なさいよ」 そう言って、刀の先を龍也に向ける麻由。 麻由が少しイライラしている原因…それは、龍也から頼まれた願いからであった。 吐息が交差する距離にいた時… 麻由の心臓は、相手に聞こえてしまうのでは無いか?と言うくらい音を鳴らしていた。
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