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魔王の部屋にて
「まったく
なんで毎朝
脱走するんですか?」
「だって事務
嫌いなんだもん」
陛下はムスゥとしながら
大量の書類が載った机に
座る
「なんだもん
じゃありません!
毎朝追いかける私の
身にもなってください!」
「はぁい」
陛下は大人しく
書類を読み始めた
「えっと『隣のケルベロスがうるさくて仕方がありません。どうにかしてください。』」
「最近の国民からの声あまりにも平和ですね。」
魔王といっても一国の王
国民の声にも耳を
かたむけなければならない
国民から困った事を
魔王城に知らせるように
している
・・・のだが
「なぁこれって魔王の仕事?俺じゃなきゃ駄目?」
「さぁ?とりあえずさっさと片付けてください。」
魔界が平和すぎるので
ただの悩み相談化している
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