サヨナラ三角また来て四角

2/2
22人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
『アリガトウ💓マスタ🎵』 そう言いながらマークは一口呑んだ。 『トテモフルーティーネ❗オイシイヨ。』 マークはその後、無言で飲み続けた。 自分の『涙』と共に.... 少しアルコールが入って落ち着いたマークは、語り出した。 『マスタ、イママデアリガトウ。タノシカッタヨ。マタ、キタイヨ ココニ。』 私も語った..... 『マーク、此処はいつまでも有るよ。変わらずに....“バー”ってそう言う“場所”なんだ。いつでも変わらずにね。』 マークは決心がついたのか、席を立ち私に『握手』を求めてきた。 私は喜んで握手をした..... 強く..... 離れないように...... そして数秒後、その時は来た。 『マスタ、イクネ。バスノジカンデス。』 何故だろう? こんなに悲しいのは..... 別れなど沢山経験してきたのに 何故だろう? 涙が止まらない....... 『有り難う、マーク。バイバイは言わないよ。本当にサヨナラみたいだから。』 そしてマークはドアを開けながら 『ワタシモ イワナイ。ヤクスルヨ マタ クルネ。』 そう言い残し、階段を上り始めた。 最上段に差し掛かった時、最後にマークは 『マスタ‼‼I will be Back❗』 と、親指を立てながら言い残して去って行った。 (必ず戻る❗)か..... 俺も約束するよ。 ずっと..... ずっと..... 『待ってるよ。』 次に逢う時まで.... PS. 今回のカクテルは、私が若かりし頃に『ある女性』にお出ししたカクテルです。 覚えてくれてるかな? おしまい
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!