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『アリガトウ💓マスタ🎵』
そう言いながらマークは一口呑んだ。
『トテモフルーティーネ❗オイシイヨ。』
マークはその後、無言で飲み続けた。
自分の『涙』と共に....
少しアルコールが入って落ち着いたマークは、語り出した。
『マスタ、イママデアリガトウ。タノシカッタヨ。マタ、キタイヨ ココニ。』
私も語った.....
『マーク、此処はいつまでも有るよ。変わらずに....“バー”ってそう言う“場所”なんだ。いつでも変わらずにね。』
マークは決心がついたのか、席を立ち私に『握手』を求めてきた。
私は喜んで握手をした.....
強く.....
離れないように......
そして数秒後、その時は来た。
『マスタ、イクネ。バスノジカンデス。』
何故だろう?
こんなに悲しいのは.....
別れなど沢山経験してきたのに
何故だろう?
涙が止まらない.......
『有り難う、マーク。バイバイは言わないよ。本当にサヨナラみたいだから。』
そしてマークはドアを開けながら
『ワタシモ イワナイ。ヤクスルヨ マタ クルネ。』
そう言い残し、階段を上り始めた。
最上段に差し掛かった時、最後にマークは
『マスタ‼‼I will be Back❗』
と、親指を立てながら言い残して去って行った。
(必ず戻る❗)か.....
俺も約束するよ。
ずっと.....
ずっと.....
『待ってるよ。』
次に逢う時まで....
PS. 今回のカクテルは、私が若かりし頃に『ある女性』にお出ししたカクテルです。
覚えてくれてるかな?
おしまい
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