17年の歳月

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『あと、四十分ほどで着くよ』 陽造は学生時代から、誰よりも密接だった。 ただユニークだったのは、大学を8年掛けて卒業したことである。 徹一郎は、万一のためマンションのドアロックを解除した。よくあることで、書斎の椅子に腰掛けたまま寝てしまうことが、度々あった。そんな時、陽造は近くの喫茶店で、時間を潰した。
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