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「もしもし、先程お会いしたAですが」
面接してくれた社員さんでした
「あ、さっきはありがとうございました」
「あの、すみません。仕事入ったので、見学しますか?」
えw
と正直思った
見学はわかっていたが、この時点でやっと気付いたのだよ
すなわち、亡くなった方のところへ行く
ということじゃんΣ( ̄□ ̄;)
見ず知らずの、しかも関係者でもないのに行っていいのかなぁ(・_・;)
「え、いいんですか?」
と返事を返すのが精一杯
「所長に話をしたところ、今日来てもらえれば、わざわざY県までご足労願うこともないでしょう、って言うので」
そらそーだわな
「わかりました、えっと、さっきの事務所に行けばいいんでしょうか?」
「時間もあまりないので、駅で待ち合わせしましょう。あ、靴はパンプスでお願いしますね^^」
「あ、はい!今度は間違えませんwww」
で、電話を切り、買い物投げ出して慌てて帰宅、着替えて駅へ吹っ飛ぶw
地元の駅のわりと近くが仕事先のお宅
緊張しながらくっついて入り、見よう見まねでご挨拶
で、お部屋の隅で見学
その時は、メイクの仕事でした
キレイなお顔のおばあちゃん
流れるように仕事をこなす社員さん
あー、良い仕事なんだ・・・
怖いとか、わだかまりもなにも感じずに見学終了
帰りに
「大丈夫でした?」
と聞かれて
「はい^^」
と答える
耳や鼻など、綿を詰めるのが、見ているだけでもダメな人はいるらしい
そらそうだわな
「2,3日考えて、気持ちを聞かせていただければ」
と、何故かアタシに言う社員さん
「え、私はやりたいです!」
それだけ伝えて別れました
上手く出来るかはわからないけど、やってみたい、マジで
そう思いました。
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